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2017年4月完成、電大千住キャンパス『5号館』の魅力とは

 

 システムデザイン工学部の新設と情報環境学部の移動に伴い電大千住キャンパス5号館が建設された。そんな新校舎『5号館』の魅力を記事にてご紹介したい。

 

新たな学生ラウンジ、デイリーヤマザキ

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 まず注目したいのが、電大に新たな売店が設置されるという点だ。5号館は3階に学生ラウンジが設けられ、そのスペースにコンビニ『デイリーヤマザキ』が店をかまえる。学生間では既に、「昼食が食べられる場所が増えた」と喜びの声も多い。

 

また、このラウンジは両サイド吹き抜けに囲まれた不思議な空間に位置しており、電大生の好奇心を揺さぶる面白いエリアとなっている。ラウンジのカウンター席からものづくりセンターを見下ろせるようになっていて、飽きさせない工夫が見える。

 

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新たな休憩スペース

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6階には千住キャンパス3つ目のルーフガーデンが作られ、新たな学生の休憩スペースが設けられた。このルーフガーデン一番の特徴といえば、屋根だ。電大千住キャンパスにはこれまで、夏場に外の空気を吸いに行ける場所というのが存在しなかった。しかし5号館のこの場所では、夏場でも快適に外の空気を吸ってリラックスすることができる。スカイツリーが見える景色も綺麗で、個人的には是非オススメしたいスポットだ。

 

新たなメディアセンター

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同じく6階にて、ルーフガーデンからまっすぐ進むと見えてくるのが新たなメディアセンターだ。2号館に比べて小ぢんまりとしている印象だが、電大には珍しく窓に覆われた部屋となっていて開放感がある。円卓状に並べられた机が2つあり、グループスタディの場としても活用できる。

 

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また5号館のメディアセンターには静粛閲覧エリアも設けられており、快適な勉強スペースも確保されている。2号館メディアセンター奥にも静粛閲覧エリアがあるが、学部の増加・情報環境学部の移動に伴い、5号館にも追加されたようだ。あるいは、2号館以外で講義などを終えた後、勉強するためにわざわざ2号館1階に行く必要もなくなり、どちらか近い方を選べる利点もある。部屋を出てルーフガーデンへ行けば休憩も出来る為、効率的に学習ができそうだ。

 

ものづくりセンターと、ソディックスペース

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1階には、ものづくりセンターとソディックスペース。高級な精密金属3Dプリンターが設置され、学生自身が最先端技術に触れることが出来る。「OPM250L」は業界初のワンストップソリューションを可能にした高級3Dプリンターだ。つまり設計から成形加工までのすべての工程をサポートしており、Sodickの強力な技術力が結集したものと言える。「AL400G/AL600G」は要素技術すべてが自社開発されたSodick製ワイヤ放電加工機の最上級モデルだ。

 

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 新設された学部や移動予定の学部による学生の増加はさることながら、電大千住キャンパス5号館の完成によって電大千住の活気も勢いを増しているのではないだろうか。特に、ものづくりセンターの設置に関しては絶賛の意見が多く、期待する学生も少なくない。残念ながら食堂の増設こそ無かったものの魅力的なスペースの設置が多く、電大での学習がより捗りそうだ。また、ここでは紹介できなかったが大きな吹き抜けは実際に見ると圧巻で、時間があればぜひ見に行ってみてほしい。